YRSについて

YRSでは、皆様が制作・創造する写真などのアート作品づくりにおいて、地球の未来を見据えたリサイクル可能で持続可能なアート作品づくりをしていくための考え方や手法について、幅広いご提案、啓蒙、サポートなど作品作りのお手伝いをさせていただく非営利目的の活動をしております。

<YRSの意味>
Let’s make Your artwork Recyclable and Sustainable together!!
あなたのアート作品をリサイクル可能で持続可能なものにしていこう!

またYRSで注力している写真アート作品づくりにおいて、その考え方に共感していただける多くの皆様と一緒に写真アート作品づくり~展示、リサイクルまでの一貫した活動ができる機会を設けるため、SDGs写真アート協会を創立し「SDGs持続可能な写真アートづくり」の活動を展開しております。

YRSロゴ

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-アート作品づくりはゴミづくり?-
アート作品は個人の独自のひらめきや感性、伝えたいものなどを様々な手法やメディアを用いて表現するものと思います。あるものは人に感動を与え、多くの影響を与え、人々の行動変容に働きかけるものも少なくありません。
しかしながら何十万、何百万と作られるアート作品の中から後世に残る・伝えられていくものはごくごく僅かであり、そのほとんどはお蔵入りになったり廃棄されるものが多いことは周知のとおりです。
これを少しネガティブな視点で考えてみると、多くのアーティストが作るアート作品はそのほとんどがゴミになっていると言っても過言ではなく、広義で考えると「アート作品づくりはゴミづくり?」という見方もまんざら間違いではないのかもしれません。かくいう我々もその第一人者・中心人物であることは間違いありません。

-2030年までの達成目標 SDGsに逆行?-
2015年の国連総会で採択されたSDGsには具体的な17のゴール・169のターゲットが示されており、現在地球規模で起こっている様々な課題についてみんなが当事者として協力してほしいということが述べられています。
さて、我々自称アーティストが良いと思い制作しているアート作品はSDGsの視点からはどのような位置づけのものなのでしょうか。
我々が主に制作している写真アートづくりの例から考えてみましょう。
写真アートづくりの流れは①デジカメで写真撮影、②紙資源(写真光沢紙など)にプリント、③展示会場にて展示、④付属としてPRのためのパンフレットやチラシ作成です。
上記の流れを環境の側面から見てみると、森林伐採して水資源を大量に使った紙資源を利用し、展示が終わったらそれをサクッと捨てごみ問題に加担している。
普通に考えてSDGsとは完全に逆行した活動かもと考察できます。

-東京藝術大学・日比野克彦学長のYoutube動画との出会い-
地球の未来を考えたりSDGsの観点から、ゴミになる確率の高いアート作品づくりは今後しない方が良いのではないかと思い悩んでいた頃に、東京藝術大学・日比野克彦学長のYoutube動画と出会い、その動画から芸術とSDGsのかかわりについて一つの解と今後の活動の礎となる基本的な概念を得ることができました。
日比野先生の「芸術とSDGsのかかわりについて」のお話の中には「SDGsの17のテーマ・169の中には芸術や文化の文字はないけれど、これら社会的な課題に継続的に対峙していくためには人々の行動変容が必要である。人間が本当にそうしたいという気持ちにならないと継続はしていかない。そしてそうしたいと思う気持ちにさせるものとしてやっぱり芸術は必要である。(※以上概略)」
というアート作品作りがSDGsにも貢献するのだという、ポジティブな考えの発想に切り替え取り組んでいくことができるようになりました。

YouTube: サステナぶる人「日比野克彦・東京藝術大学長」


-YRSが考えるSDGsで持続可能な写真アートとは…-
上記を踏まえYRSでは次のように写真アート作品づくりをするのがベストであると考えます。
人々がSDGsを意識し行動変容を起こすような思いを込めた写真アート作品づくりが大切である。
そしてそれは、リサイクル可能でSDGsに貢献する印刷メディアを使用することが望まれている。
従って、それらを盛り込んだ写真アートづくりをしていくことが、地球の未来を見据えた持続可能な活動であり作品である(=持続可能な写真アート)と私たちは考えています。

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YRSの目標・目指す未来の姿は次のとおりです。
1.写真アート制作者が作品づくりの際、リサイクル可能メディアが自発的・普遍的に選択される未来。
2.人々の行動変容を起こすメッセージ性・表現力のある作品づくりがなされる未来。
3.作品発表・展示・事前PR等に於いて、SDGsに貢献する活動・取り組みがなされる未来。


※現段階では具体的な数値目標でなく抽象的な表現(未来の理想)となります。
 多くの方がこれらを普遍的に考え扱う世界づくりをしていくことで結果として数値は表れてくるものです。
 微力でも先ずはその一歩を推し進めていくことが必要であると考えております。

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