- 写真アート展:芦屋第二 モダニズム展
- 出展タイトル:Reframing Ⅱ Unraveling the Art of Gaudi’s Architecture (ガウディ建築の芸術を紐解く)
※Photo Artist 須賀氏の基幹テーマであるReframingの一環で表現した地球の未来を見据えた写真アートづくりの考え方を示したシリーズ第1弾「ガウディ建築の芸術を紐解く」。従来の最良と思える印刷メディアと地球の未来に最良と思える印刷メディアのプリント対比を、ガウディ建築の基本思想と合わせて表現。 - 出展日時:2023年09月22日(金)~09月27日(水) 迄
- 出展場所:兵庫県立美術館・ギャラリー棟 3Fギャラリー
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 兵庫県立美術館
☎ 078-262-1011(兵庫県立美術館) - 出展者 :須賀由美子(芦屋写真協会/SDGs写真アート協会 所属)
<主催者> 芸術写真集団AAPS(芦屋写真協会)
Reframing I Unraveling the Art of Gaudi’s Architecture (ガウディ建築の芸術を紐解く)
アントニオ・ガウディという有名な建築家がいる。
スペインの「サグラダ・ファミリア大聖堂」や「カサ・ミラ」といったユネスコの世界文化遺産にも登録されている建物を作った名建築家だ。
カタルーニャ・モダニズムという芸術の復興期(19世紀末頃)にあったバルセロナにおいて、自然や動植物をモチーフとした独創的な造形と、鮮やかに装飾した芸術的スタイルで表現しているのがガウディ建築の特徴である。
今回の作品はガウディ建築物の中に折り込まれている芸術性に焦点をあて、その独創的な造形と色鮮やかな自然物とに分離し芸術の根源を紐解く新しいチャレンジをしてみた。独創的な造形(無機物)についてはその魅力をより際立たせるためモノクロで立体的な作品づくりをし、鮮やかな自然物(有機物)についてはその息吹を感じるカラープリントで作品づくりをした。尚、このカラープリントにおいては今回のテーマであるReframingの発想により、未来思考的な視点から石素材メディアで作品づくりをしてみた。
ガウディ建築の芸術表現を無機物と有機物に紐解いてその魅力を強調させた新しい発想と、現代のベストメディアと未来思考型のベストメディアによる作品対比のひとコマを楽しんでほしい。